シナリオコンクール対策の創作交流サークル「サロン」

シナリオコンクール対策の創作交流サークル「サロン」は、シナリオ公募コンクール受賞のためのノウハウを徹底的に追求していく唯一無二のサークルです。

シナリオコンクールのネタ

フィクションであるストーリーの中に「実際にあった出来事」を取り入れたほうが有利になるケース

こんにちは。サロンの吉野です。 コロナウイルス感染予防のため、ゼミナールを休講にしていましたが、今週辺りから感染しやすいと言われる①密閉空間で換気が悪い。②近距離で会話、発声がある。③手の届く距離に多くの人がいる。の3つの条件の重なりを避ける形…

時事ネタ(痛みを伴うネタ)の扱い方 ~当然、今はコロナではない~

こんにちは。サロンの吉野です。 コロナウィルス騒動の中、お仕事や学校のことで、今は創作どころではない……と思っていらっしゃる人も多いのではないかと思います。 それでも熱心な人は、こういった時期だからこそ、創作をする絶好のチャンスだと考えている…

書きたいものが書けるのはコンクールに応募している間だけ。されど「取れるもの」を書かなければコンクールは取れない

こんにちは。サロンの吉野です。 昨日はゼミがありました。フジヤングシナリオ大賞の締め切りまで、あと一週間に迫った昨日は、シナリオ診断が二本あり、ゼミの内容もフジヤン対策の発表が中心になりました。 シナリオ診断でも、ゼミの発表の内容にしても、…

『パラサイト 半地下の家族』に見るエンターテイメントと社会性の共存

こんにちは。サロンの吉野です。 昨日はゼミがありました。韓国映画『パラサイト 半地下の家族』が、第92回アカデミー賞で作品賞を初め、最多4部門を受賞したことは記憶に新しい出来事です。 監督ポン・ジュノの創る映画は、今回、栄冠を掴んだ『パラサイト …

どんでん返しを狙うなら、緻密な「伏線」を張らなければ、ただの唐突な話……になってしまう

こんにちは。サロンの吉野です。 昨日はゼミがありました。 昨日はゼミ後にシナリオ診断の予定があったのですが、診断を受けられる方がゼミの中でもあらすじを発表してくださったので、その方は私以外の会員の皆さんも意見を聴くことができました。その方の…

コンクール受賞のために必要な『武器』は必ず携行すること

こんにちは。サロンの吉野です。 昨日はゼミがありました。創作ラジオドラマ大賞も締め切られて、ゼミに来られた会員の方も、ホッと一息という人も多かったようです。 その中でも、早速来月末に締め切りが予定されている「フジテレビヤングシナリオ大賞」に…

創作ラジオドラマ大賞お疲れ様でした

おはようございます。サロンの吉野です。 創作ラジオドラマ大賞の応募が、昨日10日に締め切られました。 応募された方は、本当にお疲れ様でした。映像からシナリオを勉強されてきた方が非常に多いので、表現、表記の方法が、ある意味真逆の面があるラジオド…

2020年も創作交流サークルサロンを宜しくお願い申し上げます

こんにちは。サロンの吉野です。今年の3月末から、このブログを運営させていただき、9ヶ月が経ちました。 ブログはおろか、インターネット自体にも苦手意識があった私ですが、何とかここまで記事を書いてこられたのも、このブログをご愛読くださった皆様のお…

公募コンクールを取る【基礎】が解っていれば、確実に戦績は上がる

こんにちは。サロンの吉野です。本日の記事のタイトルをご覧になった方は、胡散臭い商品の広告キャッチのように思った方が多いのではないでしょうか。確かに、今回皆さんにお薦めしている講座で学んでいただく、受賞の方法、ノウハウのエッセンスを盛り込ん…

何を書いたら良いのかわからないという人は、まずは自分が今一番関心がある「事」や「物」に目を向けてみる

こんにちは。サロンの吉野です。最近、公募コンクールに応募したいと考えていても、何を書いたら良いのかわからない……。あるいはネタが何も見つからない、全く浮かばない……とおっしゃる人が意外に多いように感じます。そんなときは、すぐにストーリーらしい…

どんなドラマにもサスペンス要素は必ずある

こんにちは。サロンの吉野です。 昨日はゼミがありました。 テレ朝のコンクールが締め切られましたが、今年のお題の一つに、「サスペンス」がありました。 このブログでも、何度か申し上げたかと思いますが、「サスペンス」と「ミステリー」を同じ意味のもの…

漫画原作で賞を取る極意 専門性の中に、さらに専門性を強調していく

こんにちは。サロンの吉野です。 創作交流サークルサロンでは、テレビドラマ、映画のコンクールを受賞すること以外に、漫画原作、戯曲、ラジオドラマ、小説などの公募コンクール、懸賞にも力を入れていくということは、常にお話させていただいております。そ…

サスペンスに「殺人」は必要なのか?  サスペンスにとっても、ミステリーにとっても、物語上必要不可欠と思われる「殺人事件」について考える

こんにちは。サロンの吉野です。 昨日はゼミがありました。 徐々に締め切りが近づいていますテレ朝コンクールのお題「サスペンス」を想定した100文字ストーリーの発表が中心になりました。 ゼミの中で話題になったのが、「サスペンス」には、いわゆる『殺人…

一度手をつけた作品は、なにがなんでもエンドマークを打つまで粘って仕上げる

こんにちは。サロンの吉野です。 昨日はゼミがありました。 テレ朝のお題である「サスペンス」を想定した発表が中心を占めました。 発表とは別の話題になりますが、とても良いアイデアやモチーフがあるにも関わらず、一つの作品として完成させることが苦手………

ミステリーとサスペンスの違い

こんにちは。サロンの吉野です。先日土曜日にゼミがありまして、ラジオドラマのコンクールシナリオ本文の発表や、テレ朝のコンクールのあらすじなどの発表がありました。 何度かテレ朝コンクールのお題、「サスペンス」については、このブログでも触れてきま…

時代劇を極上のエンターテイメントにする秘訣  それは「掟」を破ることにあり

こんにちは。サロンの吉野です。 昨日はゼミがありました。 テレ朝や橋田賞新人脚本賞、少し気が早いのですが、来年のフジテレビヤングシナリオ大賞などを想定した100文字ストーリーやあらすじの発表がありました。 もう一本、これも大変気の早い話なのです…

サスペンスを盛り上げるコツとは?  

こんにちは。サロンの吉野です。 昨日はゼミがありました。 テレビ朝日21世紀新人シナリオ大賞ドラマ部門のお題「サスペンス」を想定した100文字ストーリーの発表が複数あり、盛り上がりました。 今さらではありますが、サスペンスの定義は、観客、視聴者を…

ファンタジーを描くときは、作品の背景に「リアルな現実」がなければならない

こんにちは。サロンの吉野です。 ファンタジー要素の強い映像作品が多い昨今です。 この現象はコンクール応募作品にも言えることではないでしょうか。 素人(コンクールに応募している人たちを指します)の人たちは、作品に何かインパクトを与えるために、あえ…

グランドホテル方式での舞台設定

こんにちは。サロンの吉野です。 昨日はゼミがありました。発表された100文字ストーリーの中で、グランドホテル方式の舞台設定で、尚且つジャンルとして、コメディを想定している作品がありました。 グランドホテル方式での舞台設定としては、文字通りホテル…

ソーシャルクライシス・クライムサスペンスが観られるかもしれない

こんにちは。サロンの吉野です。 一昨日のゼミでの発表について、続けてお話したいと思います。 まだ、テレ朝のお題が発表される前の6月20日、「今後、日本でも『ジョンQ~最後の決断~』のようなソーシャルクライシス・クライムサスペンスような映画が作ら…

主人公は『巻き込まれ型』なのか? それとも『巻き込み型』なのか?  

こんにちは。サロンの吉野です。 昨日はゼミがありました。 まだ、締め切りまで4ヶ月近くあるのに、テレビ朝日21世紀新人シナリオ大賞に向けた発表が複数あり、相変わらず頼もしい限りだと思っています。 昨日の発表は、お題の一つ、「サスペンス」を想定し…

テレ朝のお題、「25才」をどう考えれば良いのか?

こんにちは。サロンの吉野です。 昨日はゼミがありました。 ゼミの中で、今年のテレ朝コンクールもう一つのお題、「25才」を想定した100文字ストーリーの発表がありました。 当然、コンクールのネタに関することですので、詳しい内容はお話できませんが、着…

コンクールの「お題」が意味するところ

こんにちは。サロンの吉野です。 テレビ朝日21世紀新人シナリオ大賞の「お題」についてお話させていただくのは、これが四度目になります。 私はこの「お題」が出ることを前向きに考えたいと思っています。 従来のように、ジャンルを問わずに「何でもあり」で…

テレ朝のお題、「サスペンス」をどう考えれば良いのか?

こんにちは。サロンの吉野です。 前回に引き続き、本年度のテレビ朝日21世紀新人シナリオ大賞のお題の一つ、「サスペンス」について、今回はお話したいと思います。 辞書によると、サスペンスドラマとは、ある状況に対して、不安や緊張を抱いた不安定な心理…

第20回テレビ朝日21世紀新人シナリオ大賞の「お題」について

今晩は。サロンの吉野です。 昨日はゼミがありました。 昨日、ゼミで一番盛り上がった話題は、第20回テレビ朝日21世紀新人シナリオ大賞のいわゆる「お題」が発表になったことです。 今年の「お題」は、テレビドラマ部門が『サスペンス』 配信ドラマ部門が『2…

既存の作品に似ていると言われがちな人へ

こんにちは。サロンの吉野です。 よく人から自分の作品に対して、「××の作品と似ているんじゃない?」とか、「××とそっくり!」などと指摘される方は、少なからずいらっしゃるのではないかと思います。 元々他人が創ったものに感動して、創作を始められる人…

雰囲気のある作品 雰囲気が無い作品 シナリオコンクール審査での無視できない感覚

こんにちは。サロンの吉野です。 6月はシナリオコンクールの締め切りがとても多いのですが、皆さんが応募される作品をシナリオ診断で拝読するときに、いつも感じることがあります。 それは、その拝読した作品に「雰囲気」があるか無いかということです。 「…

登場人物の性的願望をコンクールではどのように表現するか

こんにちは。サロンの吉野です。 昨日はゼミがありました。 創作テレビドラマ大賞の締め切りまで一ヶ月を切り、応募される方々の真剣さが伝わってくるゼミになりました。 その中で議論になったのは、登場人物の性的願望を、映像描写でどのように表現するかで…

2時間ドラマを書くことのお薦め

こんにちは。サロンの吉野です。 今日は6月1日。本当に創作テレビドラマ大賞の締め切りまで、ジャスト一ヶ月になりました。 サロンの会員の皆さんが、今年は創作テレビドラマ大賞に向けて、非常に早いスタートを切っているということは、以前の記事でもご紹…

シナリオコンクールで引っ掛からない原稿の特徴

こんにちは。サロンの吉野です。 シナリオのコンクールを受賞する方法とか秘訣などを特集している雑誌やブログがあります。 創作交流サークル サロンもシナリオコンクール受賞のノウハウを追求していくことでは全く同じです。 これまでの記事でも、どうした…