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影の薄くなってしまった巨人優勝  『巨人軍は永遠の不滅……』ではなかったのか……?

こんにちは。サロンの吉野です。
昨日、読売ジャイアンが5年振りにセリーグ制覇を成し遂げました。
アニメ『巨人の星』や『侍ジャイアンツ』を観て育ってきた私は、例外なく、長い間「ジャイアンツファン」でした。
ジャイアンツが勝てば、翌日は機嫌が良く、負ければ人から指摘されるほど不機嫌になりました。
ところが、十年ぐらい前から、私の『ジャイアンツ愛』が冷めてきてしまったのです。


熱烈なファンだった頃から、『江川』や『桑田』などの不透明な入団経緯の問題、また、他球団からの強引な補強など、「なんかおかしいんじゃないの……」と違和感が、ジャイアンツに対して多くありました。
良い意味でも悪い意味でも、ジャイアンツ中心だったプロ野球が、メジャーリーグという更なる高い山が選手にとって夢ではなくなったことで、皮肉なことに、日本のプロ野球全体の価値を薄めてしまいました。
つまり我々ファンは、長く応援していたものが、井戸の中の蛙だったということに気づいてしまったのです。


そんなことが重なって、いつの間にかジャイアンツの試合を観なくなってしまいました。
最も全盛時はそれこそ毎日のようにジャイアンツのナイター中継が放送されたのに、現在ではBSで中継いれば良い方という環境下で、自然に観なくなってしまったというのが正しいのかもしれません。
現に昨日の優勝試合も、地上派での放送はありませんでした。
ジャイアンツファンとしては、考えられないことです。


実は私がプロ野球、巨人のファンになったのは、長嶋茂雄さんの引退試合を観てからです。
その引退セレモニーの有名なスピーチ、「我が巨人軍は永遠に不滅です」は、まさに心を打つ名ゼリフでした。
しかし、果たして本当に巨人軍は不滅なのか……?という点には、申し訳ありませんが疑問が残りました。
ただ、日本のプロ野球や巨人軍は不滅ではないかもしれませんが、あの時誰しもが輝いていると感じた『長嶋茂雄』という選手の姿は、永遠に不滅だと、私は思います。



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