シナリオコンクール対策の創作交流サークル「サロン」

シナリオコンクール対策の創作交流サークル「サロン」は、シナリオ公募コンクール受賞のためのノウハウを徹底的に追求していく唯一無二のサークルです。

2019-04-01から1ヶ月間の記事一覧

平成の時代をシナリオと共に生きる

こんにちは。サロンの吉野です。 今日で平成という時代が終わってしまうんですね。 今回の記事、ものすごくカッコをつけたタイトルにしてしまいましたが、実際のところ私は、平成という時代をシナリオと共に生きてきたという訳ではありませんでした。 もしも…

マック赤坂初当選に見る"継続は力なり"の真実

こんにちは。サロンの吉野です。 前回の記事で、創作は自分自身が納得するまで続けるべきだと述べました。 シナリオなどの創作活動とは、全く分野は違いますが、"継続は力なり"という意味で、一週間ほど前に、港区議選で当選を果たしたマック赤坂さんのこと…

まずは創作することの楽しさを思い出す

こんにちは。サロンの吉野です。 いつもお話していることですが、創作交流サークル サロンの会員の方々の最大の目標は、シナリオコンクールを受賞することで、プロの脚本家、シナリオライターへの足掛かりを作ることにあります。 とは別に、私としては、例え…

ストーリーを作るためのネタ探しではなく、ネタがストーリーを作るということの意味

今晩は。サロンの吉野です。 前回の記事、コーンゲームの話の続きです。 書き忘れてしまったことがありましたので、付けたしさせていただきます。 コーンゲーム映画の名作として、海外の映画をいくつか例にあげましたが、実は日本の映画にも、名作と言える作…

シナリオの勉強法5 日本のテレビでは成功しない連ドラのジャンル

こんにちは。サロンの吉野です。 先日記事に書きました「現代テレビドラマのキャラクターについての考察」の続きで、今回は「日本のテレビでは成功しない連ドラのジャンル」についてお話をさせていただきます。 今回も私見満載になりますので、考えの違う方…

ラジオドラマコンクール応募のお薦め

こんにちは。サロンの吉野です。 今回はラジオドラマコンクール応募のお薦めについてお話したいと思います。よくラジオドラマは、小説に似ていると言われます。 映像であれば、どんな人がどんな格好で、どんか服装をしているのか「目」で見れば、はっきりと…

コンクール応募作品のモチーフの見つけ方

こんにちは。サロンの吉野です。 昨日はサロンのゼミがありました。 このブログで何度も申し上げましたように、会員の皆さんは、6月末締め切りの創作テレビドラマ大賞本文執筆に向け、着々と準備を進められていて、本当に頼もしい限りです。 皆さん、これだ…

創作交流サークル サロンのシナリオ勉強法

こんにちは。サロンの吉野です。 いつもは『シナリオの勉強法』というタイトルで、何回かお話をしてきましたが、今回は創作交流サークルサロン独自の勉強法というで、話を進めさせていただきます。サイトにもありますように、創作交流サークル サロンの役割…

シナリオの勉強法4 現代テレビドラマのキャラクターについての考察

こんにちは。サロンの吉野です。 今回は、テレビドラマで描くキャラクターについてお話したいと思います。 テレビドラマ限定のキャラクターについての考察ですので、映画や舞台のキャラクターのことではありませんので、そこは予めご了承ください。 また、今…

シナリオコンクール応募者の心得。

こんにちは。サロンの吉野です。 今回は、今更ながらのシナリオコンクール応募者の心得について、私が感じてきたことをお話させていただきます。皆さんは、コンクールに応募する際に、気をつけていることが、それぞれあると思います。 今回、私がお話したい…

時代劇を書くときは、何故、今(現在に)これを書かなければならないのか?を考える

こんにちは。サロンの吉野です。 今に始まったことではありませんが、テレビの地上波では、めっきりと時代劇を放送する機会が減ってきました。 たまにやるのは、NHKと、思い出したようにやるフジテレビの『大奥』ぐらいでしょうか。 元々、時代劇を撮るのに…

ドラマにおける主人公の成長、変化を促す最大の人物。それは副主人公

こんにちは。サロンの吉野です。 シナリオコンクールの構想を決める際に、まずはドラマとしての基本を押さえていなければなりません。 その基本の一つが、ドラマとは主人公の成長、変化である!ということです。募集しているシナリオコンクールは、1時間ドラ…

創作における切磋琢磨の効果

こんにちは。サロンの吉野です。 今日は創作、及びシナリオを勉強していく上での切磋琢磨による効果のお話をしたいと思います。ちなみに私は、人並みに嫉妬深い人間です。 今のような仕事をする前は、いわゆる普通のサラリーマンを17年間していました。 サラ…

シナリオコンクールで一番優先しなければならないこと

こんにちは。サロンの吉野です。 昨日はゼミがありました。 今年は会員の方々の創作テレビドラマ大賞へのアプローチが、非常に早いということは、以前の記事でも述べさせていただきましたが、昨日も100文字ストーリーからあらすじへ発展させていった方が多い…

シナリオ発想法3 "もしも~がだったら~"実践編"

こんにちは。サロンの吉野です。 今日は、ドラマの発想法、改めシナリオの発想法の3回目になります。 先日の記事で、シナリオコンクールの発想法の一つとして、バラエティー番組で、かつてドリフターズがやっていた"もしも~が~だったら……"というシチュエー…

シナリオの勉強を続ける期間

こんにちは。サロンの吉野です。 前回の記事で、タイトル及び文章の文字に表記ミスがありました。文字は訂正して、再公開しております。大変失礼いたしました。今日のテーマは、シナリオで結果を残していくまでの期間についてお話していきたいと思います。 …

ディベートドラマのお薦め

こんにちは。サロンの吉野です。 昨晩は、今週から始まりましたTBS の連ドラ、『私、定時に帰ります。』を観ました。 働き方改革が叫ばれている中、ドラマの中にジャーナリズムの要素があるものを好む私としては、一応チェックしておかなければならない素材…

ドラマの発想2 ドキュメンタリー番組とバラエティー番組に学ぶ

こんにちは。サロンの吉野です。 ドラマの発想の2回目になります。ただし、このブログをお読みいただいているほとんどの方々は、シナリオコンクールの発想と言い換えた方が、適切のように思いますので、以後、「シナリオコンクールの発想」というタイトルで…

シナリオコンクールの現実と、それに対する心構え

こんにちは。サロンの吉野です。 皆さんは、シナリオコンクールに応募されると、その選考過程を見て、「一次審査も通らなかった……」とか、「一次は通ったんだけど……」と、ことのほか一次審査の話題をあげる方が多いように思います。 特に、何回コンクールに…

シナリオの中で、葛藤を描くとはどういうことか?

こんにちは。サロンの吉野です。 今日はシナリオを書く上で、よく言われる「葛藤」についてお話していきたいと思います。 皆さんは、シナリオの学校などで、自作の発表をしたときに、講師の方や他の生徒さんから、「葛藤が無いんだよね」とか、「人物があま…

シナリオを書き出す前に用意すべきこと

こんにちは。サロンの吉野です。 皆さんは、シナリオのコンクールを書き出す前に、事前に用意している「こと」や「もの」はありますか? 今日、述べたいと思っていることは、シナリオコンクールに限ったことではなく、物語を創ることそのもの、創作をするこ…

創作交流サークル サロンが存在する意味

こんにちは。サロンの吉野です。 ブログを初めましてから、3週間が経ちました。 この間、私が以前から持っていたストーリーやドラマに関する考え方を、皆さんにご紹介してきました。 もちろん、これらは私独自の考え方ですので、当然、反論のあるかも多いか…

ドラマの発想

こんにちは。サロンの吉野です。 4月から7月クールの連ドラが始まりました。 相変わらずに刑事ものと医療ものが多いなあ……というのが、率直な感想です。 昨日は、日テレ22時から始まる『白衣の戦士!』を観ました。 読売新聞のテレビ欄に、だいたいの内容が…

シナリオコンクールの『お題』について

こんにちは。サロンの吉野です。 一昨日、テレビ朝日21世紀新人シナリオ大賞の二次審査通過作品の発表がありました。 今回のテレ朝のコンクールは、『初恋』、『最後の恋』あるいは、『初恋プラス最後の恋』という「お題」がありました。 先日の記事でもお話…

シナリオの勉強法3 "……と長ゼリフ"

こんにちは。サロンの吉野です。 今日はシナリオの勉強法の3回目になります。 創作交流サークル サロンは、シナリオコンクール受賞のノウハウを追求していく集団です。従いまして、先日の記事でも述べさせていただいているように、シナリオ自体の精度を高め…

松本清張作品とドラマの社会性

こんにちは。サロンの吉野です。 先日、フジテレビ系列で、松本清張原作の『砂の器』がオンエアされました。 一昨日の記事で、現代性、社会性のあるテーマ、モチーフについて述べましたが、昭和30年代、松本清張氏の書かれた小説は、まさにΓ社会派推理小説」…

シナリオコンクールという魔物

今晩は。サロンの吉野です。 予告しておりました昨日のゼミの内容についてお話したいと思います。 昨日は、木曜日に引き続き、創作テレビドラマ大賞応募用のあらすじの発表を中心に、時間を使いました。 今回のゼミでも、非常に期待ができる内容のものがあり…

嫌いなジャンルでも好きになる法則

こんにちは。サロンの吉野です 昨日、サロンのゼミがありましたので、今日はそのお話をさせていただきたいと思います。 その前に、昨日の記事で、Γ現代性のあるテーマとストーリーのジャンル」のお話をしてきたのですが、嫌いなジャンルのストーリーでも、引…

現代性、社会性のあるテーマとストーリーのジャンル

こんにちは。サロンの吉野です。 今日はサロンのゼミがありましたが、ゼミの内容に関しては、次回詳しくお話したいと思います。 今日のテーマは、映像作品を創る際に、有効と思われるΓ社会性のあるテーマとストーリーのジャンル」について、お話したいと思い…

不易流行のドラマ

こんにちは。サロンの吉野です。 今週から毎週月曜日にBS12で、山田太一さん脚本の『早春スケッチブック』が放送されました。 私が脚本家を目指したきっかけになったのは、数多い山田太一さんのドラマを観て、ストーリーの楽しさだけでなく、ジャーナリズム…