シナリオコンクール対策の創作交流サークル「サロン」

シナリオコンクール対策の創作交流サークル「サロン」は、シナリオ公募コンクール受賞のためのノウハウを徹底的に追求していく唯一無二のサークルです。

2019-08-01から1ヶ月間の記事一覧

「創作意欲3年寿命説」は本当なのか?

こんにちは。サロンの吉野です。 シナリオを書き始めて20年強、シナリオを教える立場になって13年が経ちました。 その間、私はシナリオを含めた創作(物語を創ること、関わること……)から離れたことは一度もありませんでした。 こんな私の言葉は、長年に渡る創…

ミステリーとサスペンスの違い

こんにちは。サロンの吉野です。先日土曜日にゼミがありまして、ラジオドラマのコンクールシナリオ本文の発表や、テレ朝のコンクールのあらすじなどの発表がありました。 何度かテレ朝コンクールのお題、「サスペンス」については、このブログでも触れてきま…

日本テレビ『24時間テレビ』のドラマ  「実話に基づいて……」は本当に視聴者の感動を呼んでいるのか?

こんにちは。サロンの吉野です。 今年も夏の風物詩のひとつといえる日本テレビ系列の『24時間テレビ』が放送されました。 42回目というのを聞いて、私の人生の大半は、この『24時間テレビ』とともにあったのだな、感慨無量な面がありました。 大いなるマンネ…

ストーリーは「結末」から考えて、「発端」に遡る

こんにちは。サロンの吉野です。 昨日はゼミがありました。 今回のゼミも橋田賞新人脚本賞、テレビ朝日21世紀新人シナリオ大賞を見据えた発表で盛り上がりました。 会員の皆さんの発表、特に100文字ストーリーの発表で、いつも感じることがあります。 100文…

おもてなしの気持ちが無いコンクール作品は落選するのが当然

こんにちは。サロンの吉野です。 コンクールに何度も応募しているが、中々思うような結果が得られない……と思っている人は多いのではないでしょうか。 敗因として、アイデア不足だったり、テーマが解りづらかったりなどがありますが、そもそもシナリオを書く…

「サロン」からのお知らせ

こんにちは。サロンの吉野です。 いつも創作交流サークルサロンのホームページ、及びブログをご愛読いただき、誠にありがとうございます。 この度、サロンブログの内容をカテゴリーで分類することにいたしました。 シナリオ、シナリオコンクール、シナリオの…

時代劇を極上のエンターテイメントにする秘訣  それは「掟」を破ることにあり

こんにちは。サロンの吉野です。 昨日はゼミがありました。 テレ朝や橋田賞新人脚本賞、少し気が早いのですが、来年のフジテレビヤングシナリオ大賞などを想定した100文字ストーリーやあらすじの発表がありました。 もう一本、これも大変気の早い話なのです…

サスペンスを盛り上げるコツとは?  

こんにちは。サロンの吉野です。 昨日はゼミがありました。 テレビ朝日21世紀新人シナリオ大賞ドラマ部門のお題「サスペンス」を想定した100文字ストーリーの発表が複数あり、盛り上がりました。 今さらではありますが、サスペンスの定義は、観客、視聴者を…

創作は楽しいことから苦しいものに変わり、やがて無くてはならないものになる

こんにちは。サロンの吉野です。 お盆休み真っ最中です。 そんな中、わざわざこのようなシナリオのブログをお読みになる方は希少だと思います。 ただ、お休みにも関わらず、このブログへ訪問してくださる方へ、何かお返しをしなければならないと思いがありま…

ファンタジーを描くときは、作品の背景に「リアルな現実」がなければならない

こんにちは。サロンの吉野です。 ファンタジー要素の強い映像作品が多い昨今です。 この現象はコンクール応募作品にも言えることではないでしょうか。 素人(コンクールに応募している人たちを指します)の人たちは、作品に何かインパクトを与えるために、あえ…

シナリオ診断は正解を導くためのものではない

こんにちは。サロンの吉野です。 今日は土曜日ですが、第2週なのでゼミはありませんでした。 ゼミとは別にシナリオ診断がありましたので、東京まで出向きました。 「シナリオ診断を受けることで、何を得られるのか?」 これはよく質問されることです。 何度…

シナリオコンクール攻略法 上手い鉄砲を数打つことの大切さ

今晩は。サロンの吉野です。 創作テレビドラマ大賞の2次審査通過作品の発表がありました。 通過できなかった方は、「結局、一次審査止まりか……」と落胆しているかと思います。 ただ、一つひとつの結果をいちいち気にしては、この先応募するのがしんどくなっ…

シナリオライターになる方法

今晩は。サロンの吉野です。 今回は「シナリオライターになる方法」というタイトルでお話していきたいと思います。 以前に申し上げましたように、創作交流サークルサロンでは、文字を介する創作全般に渡って、質の高い議論の場を設け、シナリオライター(脚本…

シナリオスクール、学校の選び方

こんにちは。サロンの吉野です。 ブログを読んでいただいている方々から、「創作交流サークルサロンは、シナリオの学校なんですか?」それとも、「仲間内が集まる勉強会的なサークルなんですか?」というご質問を受けることがあります。 創作交流サークルサ…

グランドホテル方式での舞台設定

こんにちは。サロンの吉野です。 昨日はゼミがありました。発表された100文字ストーリーの中で、グランドホテル方式の舞台設定で、尚且つジャンルとして、コメディを想定している作品がありました。 グランドホテル方式での舞台設定としては、文字通りホテル…

ソーシャルクライシス・クライムサスペンスが観られるかもしれない

こんにちは。サロンの吉野です。 一昨日のゼミでの発表について、続けてお話したいと思います。 まだ、テレ朝のお題が発表される前の6月20日、「今後、日本でも『ジョンQ~最後の決断~』のようなソーシャルクライシス・クライムサスペンスような映画が作ら…

主人公は『巻き込まれ型』なのか? それとも『巻き込み型』なのか?  

こんにちは。サロンの吉野です。 昨日はゼミがありました。 まだ、締め切りまで4ヶ月近くあるのに、テレビ朝日21世紀新人シナリオ大賞に向けた発表が複数あり、相変わらず頼もしい限りだと思っています。 昨日の発表は、お題の一つ、「サスペンス」を想定し…

シナリオコンクールにとって、一番大事な月とは?

こんにちは。サロンの吉野です。 今日はゼミがありました。 ゼミの内容については、次回詳しくお話したいと思います。 今年もいよいよ8月に入りました。 夏から秋、冬までが、シナリオコンクールシーズンと言われます。 私は、かつてよく皆さんに、「5月を制…