シナリオコンクール対策の創作交流サークル「サロン」

シナリオコンクール対策の創作交流サークル「サロン」は、シナリオ公募コンクール受賞のためのノウハウを徹底的に追求していく唯一無二のサークルです。

2019-07-01から1ヶ月間の記事一覧

短編小説公募について考える 副主人公だった人間が「主人公に化ける」連作ものの強み

今晩は。サロンの吉野です。 創作交流サークルサロンは、シナリオコンクールだけではなく、小説、漫画原作、戯曲、ラジオドラマなど、文字創作全般に渡って、会員の皆さんのご要望にお応えできる集団でありたいと思っています。 実際、昨年から今年にかけて…

「お問い合わせ」フォーム活用方法

こんにちは。サロンの吉野です。 いつも創作交流サークルサロンのブログをご愛読いただき、誠にありがとうございます。サロンのメインページ(「サロンについて」)にあります「お問い合わせ」フォームのご利用、ご活用についてご案内申し上げます。 説明会、…

テレビ局、芸能界が作る古い体質に、シナリオライター志望者は惑わされないこと

こんにちは。サロンの吉野です。 最近、ジャニーズ事務所の退所したタレントへの不適切な扱いや、吉本興行のタレントとの不透明な契約形態など、芸能界を賑わせる話題で持ちきりです。 ■芸能事務所とテレビ局の関係 いわゆる「芸能界」という言葉は、エンタ…

テレ朝のお題、「25才」をどう考えれば良いのか?

こんにちは。サロンの吉野です。 昨日はゼミがありました。 ゼミの中で、今年のテレ朝コンクールもう一つのお題、「25才」を想定した100文字ストーリーの発表がありました。 当然、コンクールのネタに関することですので、詳しい内容はお話できませんが、着…

シナリオ発想法7 関心のある「事」「物」(キーワード)から発想する

こんにちは。サロンの吉野です。 前回はストーリーを考えるのは最後!というお話をしました。 今回はその続きになります。 ■まずは思いついた単語から始める 例えば、皆さんの中に『立て籠り』という単語(キーワード)が頭に浮かんだとします。 立て籠りとは…

繰り返しになりますが、ストーリーを作るのは一番最後です

こんにちは。サロンの吉野です。 昨日はゼミがありました。 シナリオとして書けたら、間違いなく受賞できるのに!」と思うくらい、ログラインとしての100文字ストーリーやあらすじには可能性があるものばかりでした。 ただ、少し気になったのは、とても良い…

続けることと辞めることの大きな違い

こんにちは。サロンの吉野です。 シナリオコンクールなどでも、応募される方々は、少しでも良い結果を求めて努力していきます。 しかし、残念ながら才能があって、尚且つ努力していても結果が全く出ない……という時期があります。 そんな時期に、「やっぱり才…

創作交流サークルサロンからのご案内

こんにちは。サロンの吉野です。 創作交流サークルサロンのブログを、いつもご愛読いただき、誠にありがとうございます。 今回は創作交流サークルサロンのご案内についてお知らせいたします。 サロンのメインページ(「サロンについて)」にあります「お問い合…

コンクールの「お題」が意味するところ

こんにちは。サロンの吉野です。 テレビ朝日21世紀新人シナリオ大賞の「お題」についてお話させていただくのは、これが四度目になります。 私はこの「お題」が出ることを前向きに考えたいと思っています。 従来のように、ジャンルを問わずに「何でもあり」で…

シナリオの勉強無くしてコンクールは取れない

こんにちは。サロンの吉野です。 サロンで勉強されている方たちにはよくお話していることです。 当たり前ですが、良いシナリオを書くためには、適切なシナリオの勉強をしなければなりません。 そして、どういう勉強、努力をしなければならないのかを解ってい…

シナリオライターという職業を目指さずに、シナリオコンクール受賞を目指していくことの意味

こんにちは。サロンの吉野です。 昨日はゼミがありました。 早速、お題が出ましたテレ朝コンクールに向けての発表をされた方がいらっしゃり、非常に頼もしい思いがありました。 今回は、コンクールにも関係する現在のテレビドラマ事情及び、それに関わるシナ…

テレ朝のお題、「サスペンス」をどう考えれば良いのか?

こんにちは。サロンの吉野です。 前回に引き続き、本年度のテレビ朝日21世紀新人シナリオ大賞のお題の一つ、「サスペンス」について、今回はお話したいと思います。 辞書によると、サスペンスドラマとは、ある状況に対して、不安や緊張を抱いた不安定な心理…

第20回テレビ朝日21世紀新人シナリオ大賞の「お題」について

今晩は。サロンの吉野です。 昨日はゼミがありました。 昨日、ゼミで一番盛り上がった話題は、第20回テレビ朝日21世紀新人シナリオ大賞のいわゆる「お題」が発表になったことです。 今年の「お題」は、テレビドラマ部門が『サスペンス』 配信ドラマ部門が『2…

コンクールの審査結果が出てしまってからシナリオ診断を受けるという選択肢

こんにちは。サロンの吉野です。 創作交流サークルサロンでは、ゼミナールの他に、コンクール応募に備えたシナリオ診断を、平行して行っています。 今回はそのシナリオ診断のあり方についてお話したいと思います。 ■応募前にシナリオ診断を受けるメリット サ…

函館イルミナシオン映画祭シナリオ大賞締め切り

今晩は。サロンの吉野です。 本日、函館イルミナシオン映画祭シナリオ大賞の応募が締め切りになりました。 応募される方々の好結果を期待しています。 このコンクールの特徴として、「函館をテーマに映画化するもの」という、いわゆるお題があるのですが、応…

よくシナリオで「人間をしっかりと描きなさい」と言われるが、どうすれば人間を描くことができるのか?

こんにちは。サロンの吉野です。 小説家を目指している人も、シナリオライターになろうとしている人も、よく指導を受けている先生などから、「もっと人間をしっかりと描きなさい」のような言葉をもらうことがあるのではないでしょうか。 なんとなく解った気…

既存の作品に似ていると言われがちな人へ

こんにちは。サロンの吉野です。 よく人から自分の作品に対して、「××の作品と似ているんじゃない?」とか、「××とそっくり!」などと指摘される方は、少なからずいらっしゃるのではないかと思います。 元々他人が創ったものに感動して、創作を始められる人…

ジャニーズ事務所とテレビドラマ

こんにちは。サロンの吉野です。 ジャニーズ事務所の社長、ジャニー喜多川さんが亡くなられました。 少年野球のコーチをされていたジャニーさんが、その少年たちと映画『ウエストサイド物語』を一緒に観たことが、エンターテイメント産業への進出を意識され…

シナリオ発想法6 「~っぽい」という概念から抜け出す

こんにちは。サロンの吉野です。 前回に引き続いて、創作テレビドラマ大賞一次審査で感じたことをお話したいと思います。 今回の一次審査の結果を見て、はっきりとわかったことがいくつかありました。 一つは、ある種偏った考えのもとで、それぞれのコンクー…

創作テレビドラマ大賞一次審査通過作品発表

こんにちは。サロンの吉野です。 創作テレビドラマ大賞の一次審査通過作品の発表がありました。 サロンでこのコンクールに応募された方の中では、通過された方もあり、残念ながら通過できなかった方もいます。 ただ、いつも申し上げているように、コンクール…

2019年7月クール連ドラ鑑賞日記2 連ドラの大半が漫画を原作にしていることの功罪

こんにちは。サロンの吉野です。 7月クールの連ドラ、相変わらず漫画を原作にした作品が多いなあと思います。 先日記事にした『監察医 朝顔』もそうですし、火曜日に始まったTBS『heaven ご苦楽レストラン』、昨晩からの日テレ『偽装不倫』など、ほとんど………

函館イルミナシオン映画祭シナリオ大賞締め切りまで一週間

こんにちは。サロンの吉野です。 今朝ほど、会員の小林作さん「漫画脚本大賞」奨励賞受賞のお知らせをいたしましたが、喫禁のコンクールとして、函館イルミナシオン映画祭シナリオ大賞の締め切りが、あと7日に迫っています。 サロンの会員の中で、久しぶりに…

サロン会員コンクール受賞のお知らせ

おはようございます。サロンの吉野です。 早朝より嬉しいお知らせがありました。 サロンの会員でいらっしゃる小林作さんが、週刊マガジンとモーニング合同開催する「第3回漫画脚本大賞」で、応募総数1231本の中、『神獣医』という作品で奨励賞を受賞されま…

2019年7月クール連ドラ鑑賞日記1 ストーリーの縦軸と横軸のバランスのあり方について

こんにちは。サロンの吉野です。 私は仕事柄、連ドラの第1話は極力観ているようにしています。 今週から7月期クールのドラマがスタートしました。 まずは日曜日のTBS『ノーサイド・ゲーム』から観る予定でしたが、うっかりとオンエア、録画ともに忘れてしま…

シナリオ発想法5 違和感の無いアイデアの組み合わせ方

こんにちは。サロンの吉野です。 前回は使い古されたネタ、アイデアをアレンジするには、どうしたら良いのか?ということでお話を進めました。 その方法の一つとして、「既存のアイデア(作品の)と既存のアイデア(作品の)の組み合わせ」を行うことが有効であ…

使い古されたネタは、どうアレンジすれば良いのか?

こんにちは。サロンの吉野です。 昨日はゼミがありました。 6月末締め切りのコンクールも終わり、ホッとされている方もいらっしゃいましたが、早速次のターゲットに向けて始動している方もあり、昨日はそんな方々の発表がありました。 ■どこかで観た聞いた話…

プロット募集や企画募集に過度な期待を寄せないようにする

こんにちは。サロンの吉野です。 本日はゼミがありますので、短めの記事にさせていただきます。 プロのシナリオライターになりたいと思っている方は、コンクール応募の他に、出来る限りチャンスを広げようと考え、様々なところからのプロット募集や企画募集…

他人の作品に対する評価は的確なのに、自分の作品を客観的に見つめることが苦手な人にある特徴

こんにちは。サロンの吉野です。 昨日はゼミがありました。 その中、一つの話題で大きな議論になりました。 話題になったのは、他人の作品に対しては、的確な指摘、コメントができるにも関わらず、自分の作品に対しては、中々客観的に見つめることができない…

シナリオコンクール受賞のために必要なこと  それは「根拠の無い自信」を持つこと

こんにちは。サロンの吉野です。 前回はシナリオコンクールを受賞する人しない人の差を、継続することの大切さなど、精神面でのことでお話してきましたが、今回も技術的なこととは違う、心がけのようなことをお話していきたいと思います。 何かを達成するた…

シナリオコンクールを受賞する人 しない人

こんにちは。サロンの吉野です。 明日はゼミがありますので、今回は短めの記事にします。 よくコンクールを受賞する人は、どういう人なのか?というご質問をいただきます。 反対に、「どうして私は受賞することができないんだろう……」という嘆き節を聞かされ…