シナリオコンクール対策の創作交流サークル「サロン」

シナリオコンクール対策の創作交流サークル「サロン」は、シナリオ公募コンクール受賞のためのノウハウを徹底的に追求していく唯一無二のサークルです。

漫画原作で賞を取る極意 専門性の中に、さらに専門性を強調していく

こんにちは。サロンの吉野です。
創作交流サークルサロンでは、テレビドラマ、映画のコンクールを受賞すること以外に、漫画原作、戯曲、ラジオドラマ、小説などの公募コンクール、懸賞にも力を入れていくということは、常にお話させていただいております。

その中で、今回は漫画原作の公募で賞を取ることについて述べたいと思います。
漫画原作を書くためには、「専門性のある分野の知識、造詣が必要!」と、よく言われます。
例えば、医療を扱う原作を書こうと思ったら、医師に匹敵するくらいにその分野の造詣がないと書けないということです。
さらに、医療でも心臓外科を扱ったものと、脳神経外科を扱うものでは、当然アプローチの仕方が違います。
つまり専門性のある分野の中に、さらに枝分かれのした専門性のある知識や造詣が必要になってくるということです。
例に上げた心臓外科や脳神経外科などは、既にやり尽くされた感のある専門分野ですので、そこで勝負するのは、かなりリスクのある選択になると思います。
最近では、麻酔科や泌尿器科なども、漫画原作の舞台になっていますので、医療に関しては、さらにさらに深い専門性が求められるのではないかと思います。

法曹界においても同様です。
主人公に弁護士という職業を与えるとしたら、どの分野に強い、あるいは専門知識のある弁護士なのかを、原作者は考えなければなりません。
したがって、漫画原作を書こう、賞を取りたいと考えている方は、ご自分が持っている専門分野、知識に、まずは光を当てるところから始めるようにしていただきたいと思います。
そして、さらにその専門分野、知識をより深く突っ込んだものにしていくことが必要になります。
もう一つ言わせていただくと、医療を描くなら医者以上、弁護士の世界を描くなら、本物の弁護士以上の知識、造詣がないと漫画原作は書けないということです。

要するに、これもいつも申し上げています、創作をものにしていくためには、常に新しい知識を仕入れ、様々な体験をしていくこと、つまり勉強することが、何よりも大切になるのではないでしょうか。



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