創作交流サークル サロンが存在する意味
こんにちは。サロンの吉野です。
ブログを初めましてから、3週間が経ちました。
この間、私が以前から持っていたストーリーやドラマに関する考え方を、皆さんにご紹介してきました。
もちろん、これらは私独自の考え方ですので、当然、反論のあるかも多いかと思います。
ただ、私が今回のブログ運営で、皆さんに一番お伝えしたかったことは、シナリオ論やドラマ論などではなく、創作することの意味や、その創作が自分以外の人に評価されることの嬉しさ、楽しさを、一人でも多く知ってもらいたいということなのです。
それが『創作交流サークル サロン』の存在意義だと思っているからです。
今回のホームページ、ブログを開設しようと思ったときに、「どうしたら多くの人に、その存在を知ってもらうことができるのか?」で、一番頭を悩ませました。
最初に申した通り、創作をして、その価値を自分以外の人に評価されることが、サロン本来の目的であることは間違いないのですが、具体的に他人の評価を得られる方法は様々です。
例えば、漫画家志望の方なら、自分の作品を編集者に持ち込んで評価されたり、劇団を主宰されている方なら、その舞台が著名な評論家やプロデューサーに認められるなど、色々な方法が考えられます。
ただ、これらの方法全てを、会員の方々に習得してもらうのは、さすがに無理なことです。
そこで、より多くの方々にチャンスが与えられて、コネクションなどが必要のない方法。
それが「コンクール受賞」なのです。
シナリオコンクールと、範囲を狭めてお知らせしていますが、サロン会員の方の中には、小説家志望の方もいらっしゃいますし、戯曲のコンクールで賞を取られた方もいらっしゃいます。
ですので、小説の公募新人賞や舞台台本のコンクールなども、サロン会員さんの目標としては、その範囲に入ってきます。
それでは、プロのシナリオライターや小説家になる夢の追求をどうするのか?と、ご指摘を受けるかもしれません。
もちろん、公募新人賞やシナリオコンクールを受賞すれば、プロへの道は、全く何もしなかった人に比べれば、格段にチャンスは広がります。
しかし、シナリオライターにしても、小説家にしても、プロになるということは、実力があるのは大前提として、それ以上の運や縁が必要になってくる、非常に厳しい世界でもあるのです。
これから目指される方は、これだけは押さえておいていただきたいと思います。
しかし、創作で評価されることは、運や縁は関係ありません。
もちろん選考過程で、多少の運不運はありますが、実力を磨いて、それなりの応募本数をこなしていけば、必ず目的は達成されます。
それは、実力も何のコネがなかった私が、数年間の努力で、達成できたからです。
要はやる気の問題です。
むろん、サロンの中から、著名な作家、ライターを輩出していく夢は追い続けていきます。
しかし、それ以上に創作することの素晴らしさ、楽しさ。そして、その作品が他人から評価されることの充実感。
これらを満たしていくことが、『創作交流サークル サロン』の真の存在意義だと、私は思っています。