シナリオコンクール対策の創作交流サークル「サロン」

シナリオコンクール対策の創作交流サークル「サロン」は、シナリオ公募コンクール受賞のためのノウハウを徹底的に追求していく唯一無二のサークルです。

物語を創ることを仕事にしたければ、少なくとも創作する手段を2つ以上作っておくこと

こんにちは。サロンの吉野です。
昨日はゼミがありました。
ゼミの中でも、またゼミ後のお茶飲みの席でも話題になったことです。
それは物語を創って世に発信する方法についてでした。


創作交流サークルサロンの会員の方々は、シナリオ(脚本)をベースに物語を形作ることを、これまで勉強されてきた人ばかりです。
故にサロンの最大目標をシナリオコンクール受賞においているのも、会員の方々の、これまでのスキルを最も効率的に活かせる手段だからです。
ただ、会員の中には、今後は小説を中心にした表現方法に変えたいという人も少なからずいます。
しかし、まだまだ少数派であることは否めません。
その理由として、シナリオコンクールを受賞することも大変ですが、小説の公募で賞を取ることは、それの何倍、何十倍も大変なことであるのを、会員の皆さんは感覚的にわかっているからだと思うのです。
したがって、「シナリオで何とかならなければ、次は小説で勝負しよう!」という考えの人が少ないのも当然なのです。
それでも「物語を創って世に発信したい!」と考えている方は、今回の記事タイトルでありテーマでもある『……少なくとも創作する手段を2つ以上作っておくこと……』という考えが必要になってくると思います。


文字創作を志すのであれば、一つの「職業」にこだわらないことが大事
シナリオを中心にした創作(物語)を志された人の多くは、将来的に「シナリオライター(脚本家)」を目指されているのがほとんどです。
シナリオライター(脚本家)」とは、テレビ、ラジオ、映画の脚本を書く人であることは、当然ご承知かと思います。
ただ、これは私、創作交流サークルサロンからの提案なのですが、文字創作を志される人は、シナリオライターだとか小説家だとか漫画原作者など、「職業」としての括りに、縛られないことが、今後は必要なのではないかと思います。
例えば、ラジオドラマの脚本を、テレビドラマ用の脚本として直していく……。
あるいは映画の脚本を、後で小説として出版する……。
さらに小説として発表したものを、漫画、アニメ用に脚色する……。
これらを作業を、他人の手を介さずに、「自分一人」で出来るスキルを習得すべきだと思うのです。
つまり「テレビ、映画のシナリオライター」というたった一つ職業にこだわるのではなく、ラジオドラマでも戯曲でも漫画原作でも、あるいは小説でも、「物語を創る」という点で同じならば、自分で自分に垣根を作らず、何でもこなせるスキルを身につけていく必要があります。
裏を返せば、これからの創作者(文字創作者)には、このスキルは必須になってくると思うのです。
現にこのスキルを利用して世に出ている人は何人もいます。
その方たちは創作者として、いわゆる出世した人ばかりです。
但し、このスキルを手に入れるために我々はやらなければならないことがあります。


創作者としての絶体スキルを手に入れるには?
その方法は勉強しかありません。

以前の記者でも述べましたが、文字創作それぞれのハードルは、昔ほど高いものではなくなっています。
小説でも、以前は格調高い文章や文体を求められたものですが、内容が面白ければ、文章力や語彙力は、さほど問われなくはなっています。
たがらといって、人様に楽しんで読んでいただく最低限の技術が必要なことは言うまでありません。
そのために文字創作のあらゆる分野に対応できる技術の習得が必要なのです。
それには個々の勉強しかありません。
誰かが教えてくれるものではないのです。
但し、「どういう勉強をしたら良いのか?」を教えることはできます。
創作交流サークルサロンは、そうした勉強法も含めて、今後とも質の高い交流の場を提供していきたいと思います。



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