シナリオコンクール対策の創作交流サークル「サロン」

シナリオコンクール対策の創作交流サークル「サロン」は、シナリオ公募コンクール受賞のためのノウハウを徹底的に追求していく唯一無二のサークルです。

創作交流サークルサロンの目指すところ

こんにちは。サロンの吉野です。
創作交流サークルサロンの最大目標は、サイトにもありますように、シナリオコンクール受賞のノウハウ、方向性を追求し、それを実現することにあります。
ただし、それはあくまでも目標であって、真の「目的」でありません。
現にこの「目的」は、サロンを主催しています私にも、いまだに達成できていないものだからです。
たまたまこれまでにシナリオ及びシナリオコンクールにご縁のある立場で居させていただき、その浅いながらも経験を活かして、このようなサークルを立ち上げました。
ですので、現サロンの会員の皆さんはもちろんのこと、私自身もまだまだ発展途上にいる段階でいますので、尚一層の修練が必要なのです。


創作交流サークルサロンの目指すところとは?
『創作交流サークルサロン』という名前を付けたのは、映像シナリオという狭い範囲ではなく、「物語を創りたい。そして、その物語で多くの人たちを感動させたい」という目的がある方々に集まっていただき、それを集団としても個人としても実現、達成していくために付けたネーミングでした。
したがって、実現、達成するための手段は映像シナリオだけに限っている訳でないのです。


映像シナリオを勉強されている期間が長く、実際にお仕事としての経験ある方は既にご承知かと思いますが、プロとして一本立ちするのには、大変な苦労があります。
コンクールを一本二本取ったぐらいではお声がかからないこともあります。
例えお声がかかったとしても、そこから本格的にデビューするのには、これまた時間がかかります。
しかも時間ばかりかかって、デビューには繋がらないケースが大多数です。
とは言え、少ないチャンスをものにしてデビューし、一本立ちした脚本家になっている方も、少数ですがいるにはいるのです。
つまり学校の試験や大学の受験、あるいはTOEICや司法試験のように、何点取れば、その道のプロになれるというような、はっきりとした確約のない世界なのです。
たがらこそ、創作そのものを目指されている方は、映像シナリオだけに拘るのではなく、間口を出来る限り広げていくことが大切になってくるのです。


他の創作分野に目をやる
文字媒体を介した創作には、様々なものがあります。
皆さんが勉強してきた映像シナリオ。
前回、前々回と記事にしてきたラジオドラマ。
そして小説、戯曲、作詞、漫画、漫画原作……等々。
インターネットが普及していますので、これらの媒体はさらに細分化されて、新たな媒体を生んでいます。
つまりチャンスは無限大にあるといえるのです。
そのために必要なスキルは、それぞれの媒体に必要な技術力ではなく、物語そのものを創っていく『発想力』なのです。
ですので、皆さんはもっともっと視野を広げて、創作者としての立場を確立していただきたいと思います。


幸い各媒体では昔ほど技術力が問われなくなってきた
この見出しに対しては、私個人としては、内心忸怩たるものがあります。
映像シナリオを中心に、昨今技術力不足が目立つ作品が、実際に多いからです。
しかし、見方を変えれば、さほどの技術がなくとも、新しい分野にチャレンジすることができるともいえるのです。
それは先ほど述べたように、創作の視野を広げていくのには、非常に好都合なことなのです。
ライトノベルを中心に、小説も昔ほど文体や筆力を問われなくなりました。
漫画家は絵を描く才能も必要ですが、漫画原作者ならば、その才能は要りません。
とにかく自分自身の殻や枠を破って、新しいことにも、どんどんとチャレンジしていただきたいのです。
そして私自身も、今後は殻や枠を破って、新境地を開くつもりでいます。


発想力は全てに共通するスキル
サロンが推奨しています100文字ストーリーや梗概(プロット、シノプシス、あらすじ)を磨いていく能力は、文字媒体にとって、あらゆるジャンルに必要なスキルになります。
そこには全ての媒体に必要な『発想力』の源があるからです。


創作交流サークルサロンの目指すところは、皆さんとともに、この『発想力』をとことんまで研鑽していく集団にしたいと思っているのです。



f:id:sinario_salon:20190605165712j:plain