シナリオコンクール対策の創作交流サークル「サロン」

シナリオコンクール対策の創作交流サークル「サロン」は、シナリオ公募コンクール受賞のためのノウハウを徹底的に追求していく唯一無二のサークルです。

まずは創作することの楽しさを思い出す

こんにちは。サロンの吉野です。
いつもお話していることですが、創作交流サークル サロンの会員の方々の最大の目標は、シナリオコンクールを受賞することで、プロの脚本家、シナリオライターへの足掛かりを作ることにあります。
とは別に、私としては、例え中々結果が伴わないと思われている方も、創作(主にシナリオ、小説、戯曲など)をしていて良かった!と思っていただけるような集団にしたい!という思いも、同じように持っているつもりです。
ただ、すぐに結果が現れない方がモチベーションを保つためには何が必要なのか?は、考える必要のあることです。
おそらくそれは純粋に創作するのが楽しい!と思う気持ちだと、私は思います。

シナリオでも何でもそうですが、始めて間もない頃は、ただ単純に書くことが楽しくて続けたと思うのです。
ところが、コンクールで、全体的に中々結果が出なかったり、結果が出ても、一次審査、二次審査止まりしか進めなかったりすると、「このまま続けてもいいのか……」という、創作にとって一番悪い感情に囚われてしまいます。
もしも、そういった感情が起きてしまったら、当たり前のことを言うようですが、「初心に戻る!」ことだと思います。
そして、創作することが楽しかった自分に戻ることです。

色々な作家や脚本家の伝記、手記などを読んでいても、「今後、自分は書くことを続けてもよいのだろうか……」といった迷いは、必ずといってもよいくらい、皆さんあるようです。
それは創作者の宿命なのかもしれません。
そうした迷いが生じてきたら、あるいは何度も迷っていたら、それは作家である証だと、前向きに考えていただきたいと思います。

一番悪い選択肢は、創作をしている段階で、まだ何も自分の身に起こっていないのに、自らの決断でやめてしまう……ことだと思います。

それはあらゆる面で、時間やお金、そして人生を浪費するようなものではないかと思うのです。

とにかく創作をする方には、ご自分が「これで良い!」と納得がいくまで、頑張っていただきたいと思います。
経験上、そういった心境になれた方には、遅かれ早かれ結果はついてくるものだと、私は思います。


f:id:sinario_salon:20190428160832j:plain