シナリオコンクール対策の創作交流サークル「サロン」

シナリオコンクール対策の創作交流サークル「サロン」は、シナリオ公募コンクール受賞のためのノウハウを徹底的に追求していく唯一無二のサークルです。

創作交流サークル サロンのシナリオ勉強法

こんにちは。サロンの吉野です。
いつもは『シナリオの勉強法』というタイトルで、何回かお話をしてきましたが、今回は創作交流サークルサロン独自の勉強法というで、話を進めさせていただきます。

サイトにもありますように、創作交流サークル サロンの役割は、シナリオコンクールを受賞して、プロの脚本家、シナリオライターへの足掛かりを作ることにあります。
それを実現するために、ストーリーのログラインである100文字ストの作成を奨励したり、あらすじの精度を高めていくことに力を入れています。
ログラインやあらすじをしっかりと作ることで、作者がコンクールに応募する作品に対して、「この作品の売りは何なのか?」を意識してもらうことができるからです。
それらが受賞に至る大きなプロセスだと確信しています。
また、運良くコンクールで賞を取りますと、そのコンクールの主催者からお声をかけてもらうことがあります。
ただ、映像関係のコンクールであれば、まずすぐにシナリオを書いてほしいなどという依頼はありません。
企画書、いわゆるプロットと呼ばれるものを書くように言われます。
その企画書の元になるのが、サロンがお勧めしています100文字ログラインだったり、あらすじになります。
したがって、サロンではプロ候補生になる前から、それに向けての練習をしていただく機会を作っているのです。
もちろん、シナリオ本文の精度を高めていくことは、言うに及びません。
サロンでは会員の方々に、100文字の作成→あらすじの完成→シナリオ本文の推敲という3段階の工程を踏んでいただき、さらにシナリオ診断で、さらに推敲を深めてもらうようにしています。
ただ、確かにログラインを作るのに慣れていたり、あらすじ(プロット)を書くのが上手かったりするのは、プロへの第1段階としては、絶対に必要なスキルです。
しかし、そればかりをやっている(やらされている……)と、いざデビューという時に、肝心のシナリオを書くという行為が、下手くそになっていることに気づくのです。
私にも、これまでの経験からして、そのことは実感としてありました。
私は脳の専門家ではありませんが、おそらくログラインやあらすじ(プロット)を書く能力は、理性や理論を司る左脳の部分に関わっていて、シナリオを書くという能力は、感情や感性を司る右脳の部分に関わっているのではないかと思っています。
つまり、シナリオライターになろうと思っている方は、左脳、右脳ともに、活性化していかなければならないと思うのです。
そのために、サロンでは「100文字」→「あらすじ」→「シナリオ本文」の3つともに重要視する勉強、訓練法を行っています。
人によっては、100文字から考えるのが苦手……という方もいらっしゃるので、3つの順番決めは、臨機応変にして行っています。

サロンは、会員の方々に、すぐにでもプロの現場に即応できる能力を身につけていただけるように、カリキュラムを組んでいます。



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