シナリオコンクール対策の創作交流サークル「サロン」

シナリオコンクール対策の創作交流サークル「サロン」は、シナリオ公募コンクール受賞のためのノウハウを徹底的に追求していく唯一無二のサークルです。

感覚派も理論派も【基礎】が解っているからコンクールが取れる

今晩は。サロンの吉野です。
昨日はゼミがありました。

私はシナリオコンクールを初め、公募コンクールを受賞していただく方法、ノウハウをお伝えしていますが、こうした仕事に長く携わっていますと、「コンクールを取れる人」と「取れない人」の差がはっきりと見えてしまう面があります。
その差がどういうものかを、すべて明らかにしてしまうと、ご一緒に勉強をさせていただいている会員の方々のモチベーションにも影響しますので、ここではお話できません。

ただ、一つだけ明らかにできることは、コンクールを取っている人には、どうすれば取ることができるのかという根本的なこと、つまり【基礎】が解っている人だということです。
つまり「コンクールを取れなさそうに見える人……」も、しっかりとこの【基礎】を勉強して、努力を続けていけば、「コンクールを取れる人」になれると、私は思うのです。
【基礎】が解っている人には、二種類あります。

一つは、どうして自分が賞を取れたのかを、他人には十分に説明できない『感覚派』です。
もう一つは、どうして自分が賞を取れたのかを、他人に説明して聞かせることができる『理論派』になります。

『感覚派』の人は、私から言わせると、いわゆる天才型で、ある意味生まれ持った才能がある人だと思いますが、その才能がどうして培われたのかを、上手に伝えることができない人が多いように思います。
一方、『理論派』の人は、元々は際立った才能などが無い人ですが、必死に勉強して、賞を取ることとは、どういうものなのかを、理屈、理論で覚えていった人です。
私もいくつかの公募コンクールを受賞した経験がありますが、私の場合はまさにこの『理論派』に当てはまるのではないかと思います。
コンクールにチャレンジを始めた頃は、感覚的にどうやって取れば良いのかなどは、全く解りませんでした。
何本も何本も出していく経験の中で、ある日突然、「こうすれば取れるんだ!」という悟りに近いものを感じたのです。
但し、それは感覚の成せるものではもちろんなく、長い間勉強してきた成果が、ある日突然火山が噴火したように表に現れたのだと思うのです。

いずれにしても、公募コンクールを受賞するためには、どうしたら取れるのかという根本的なこと、【基礎】を習得しなければならないということです。


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