シナリオコンクール対策の創作交流サークル「サロン」

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創作テレビドラマ大賞締め切り一ヶ月に迫る

こんにちは。サロンの吉野です。
昨日はゼミがありました。
創作テレビドラマ大賞締め切りまで、あと一ヶ月強に迫ってきましたので、既にシナリオ診断をご希望されている方が、第1稿の原稿をご持参してくださったり、別の方々は、本文の冒頭部分の発表があったりと、いよいよ本番ムードが高まってきました。


以前の記事でもお話していますが、コンクールに応募する際は、出来るだけ早く第1稿を仕上げて、推敲の時間を極力たくさんとることが大切です。
そのためには、締め切り一ヶ月前に、第1稿を書き上げるぐらいのスケジューリングが必要です。
例えば、第1稿が仕上がって、シナリオ診断を受けようと思っていても、締め切りまで残り一週間しかない状況では、診断を下す方も、思いきった直しの指摘ができませんし、直すほうの側の方も、一週間では直しきれないことが多いのではないでしょうか。
そんな状況では、診断を受けても、あまり大きな効果は望めないと思うのです。
そこで今回は、『シナリオコンクール締め切り一ヶ月前に第1稿を仕上げる方法』についてお話していきたいと思います。


シナリオコンクール締め切り一ヶ月前に第1稿を仕上げる方法

1.応募するコンクールの年間スケジュールを必ず作る
これは以前の記事でも述べたことですが、前年の年末に翌年応募するコンクールを予め決めて、計画的にスケジュールを組むことが大切です。
そのためには、ご自分に合ったペースを知ることから始めなければなりません。
行き当たりばったりな計画では、満足のいく作品を書くことは難しいでしょうし、何よりもご自分が一本の作品を仕上げるのに、どれだけの時間がかかるのかを知らなければ話にならないでしょう。 
創作にかかる時間が読めてくれば、予め締め切りまでの時間を逆算して、一ヶ月前に第1稿を仕上げるのも不可能ではないと思います。
大事なのは計画です。

 
2.独自の締め切り日を設ける
人によっては、公募されたコンクール全てにチャレンジしたいと思っている方もいらっしゃるでしょう。
その場合、すべてを締め切りの一ヶ月前に第1稿を仕上げるのは、時間的に不可能に近いかと思います。
そこで、たくさんのコンクールに応募される方は、ご自分が一番受賞したいコンクールを中心に、独自の締め切り日を作ることをお勧めします。
例えば、例年6月末締め切りの創作テレビドラマ大賞が、一年を通じて一番受賞したいコンクールだとしたら、そこは一ヶ月前に第1稿を仕上げることを優先します。
翌月7月が締め切りの可能性が高い函館イルミナシオン映画祭(2019年度は7月17日締め切り)に関しては、はっきり言って直すところまで時間が取れないと思いますので、そこは覚悟して臨みます。
つまり自分が取りたいコンクールをはっきりとさせて、直しの軽重を考えていく必要性があると思うのです。
ただ、これも以前に述べたかと思いますが、欲張ったコンクールスケジュールは、すべてを台無しにしてしまう可能性がありますので、余裕のある計画を立てていただきたいと思います。
大事なのは、1で述べた年間スケジュールです。


主体性のあるコンクールチャレンジ
要するに、何を申し上げたいかというと、コンクールの締め切りは主催者が決めるのではなく、応募される皆さんなんだ!ということです。
そこを肝に銘じていただきたいのです。
そして、直し推敲の重要性をしっかりと心に刻んでほしいと思います。



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