シナリオの勉強無くしてコンクールは取れない
こんにちは。サロンの吉野です。
サロンで勉強されている方たちにはよくお話していることです。
当たり前ですが、良いシナリオを書くためには、適切なシナリオの勉強をしなければなりません。
そして、どういう勉強、努力をしなければならないのかを解っていなければ、例え何本もコンクールに応募したとしても、受賞という栄冠を掴むことは難しいでしょう。
以下は以前の記事でも述べましたが、シナリオの勉強法として、とにかくシナリオを「読む」を実践していただきたいと思います。
ご自分の好きな作品、あるいは名作と言われる作品のシナリオを「読む」。
そして「読む」の後は、またその作品を「観る」。
つまり私の考えるところ、根本的なシナリオの勉強は、「読んでから観る、観てから読む」の繰り返ししかないと思うのです。
もちろん「書く」という行為が伴わなければ、シナリオは成立しません。
ただし、闇雲にただ書けば良いということではありません。
短い内容で、何となく思いついた話らしいものを量産していくだけでは上達はしません。
「書く」という行為を勉強法として採用するのであれば、琴線に触れた作品、名作と言われる作品のシナリオを書き写す、いわゆる『写経』をすることです。
このほうが余程実践的であり、本当の意味でシナリオが上手くなることにも繋がるはずです。
「賞を取れない……」と嘆く前に、「何故取れないのか?」を客観的に分析して、適切な対策を講じていただきたいと思います。