シナリオコンクール対策の創作交流サークル「サロン」

シナリオコンクール対策の創作交流サークル「サロン」は、シナリオ公募コンクール受賞のためのノウハウを徹底的に追求していく唯一無二のサークルです。

出し終えたコンクールのことは忘れてしまう

こんにちは。サロンの吉野です。
本日は創作テレビドラマ大賞の締め切り日です。
応募する予定で、既に応募原稿を投函された方、ぎりぎりまで推敲に励んでいて、まだ投函されていない方、いずれにしても大変お疲れ様でした。
応募された皆さんが、良い結果を残されることを、心よりお祈りいたします。


出したことを忘れていた人が受賞する不思議
これはよく言われるのですが、コンクールに出していることを忘れてしまっていた人に、受賞する人が多いという話です。
「そんな馬鹿なことは絶対にない! 実力があることを示したいがために、そんなことを言っているんじゃないか……」と怒る人も多いのではないかと思います。
ところがそうでもないのです。
何を隠そう、この私も忘れていたコンクールを受賞したことがあったのです。


そう言われて、さらに怒りが増している人も多いのではないでしょうか?
もう少し、この現象についてお話します。
確かに応募したコンクールをすっかりこんと忘れてしまうことはあり得ません。
もちろん私もそうでした。
正確に言えば、「出したことを忘れていた頃に、受賞の知らせがきた!」になります。
要するに、出したことを忘れていたのに受賞してしまった、というのは、出したものの結果など気にしないくらい、次の機会に集中していた人が、結果的に、以前に出していたコンクールを受賞した、ということになります。


選考過程を気にしない
よく言われるこの言葉には、一度応募してしまった作品の選考過程を一々気にしないという意味が含まれています。
そんなことを気にする時間があれば、次のコンクールのことを考えよう!というのが本来の意味でしょう。
そうは言っても、気になってしまうのが一般人の感覚です。
私もコンクールにチャレンジしていた頃は、人一倍結果を気にしていました。
ただ、ある時を境に、結果のことをすっかりと忘れてしまうくらい、コンクールに集中している時期が訪れたのです。
結果、その時期に応募した作品が受賞に繋がりました。


これからコンクールで賞を取ろう!と頑張っている方は、一度結果が全く気にならないくらいの集中力で、作品に取り組む時期を作るのが良いのではないかと思います。



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