シナリオコンクール対策の創作交流サークル「サロン」

シナリオコンクール対策の創作交流サークル「サロン」は、シナリオ公募コンクール受賞のためのノウハウを徹底的に追求していく唯一無二のサークルです。

ストーリーのジャンル

どんでん返しを狙うなら、緻密な「伏線」を張らなければ、ただの唐突な話……になってしまう

こんにちは。サロンの吉野です。 昨日はゼミがありました。 昨日はゼミ後にシナリオ診断の予定があったのですが、診断を受けられる方がゼミの中でもあらすじを発表してくださったので、その方は私以外の会員の皆さんも意見を聴くことができました。その方の…

時代劇を極上のエンターテイメントにする秘訣  それは「掟」を破ることにあり

こんにちは。サロンの吉野です。 昨日はゼミがありました。 テレ朝や橋田賞新人脚本賞、少し気が早いのですが、来年のフジテレビヤングシナリオ大賞などを想定した100文字ストーリーやあらすじの発表がありました。 もう一本、これも大変気の早い話なのです…

サスペンスを盛り上げるコツとは?  

こんにちは。サロンの吉野です。 昨日はゼミがありました。 テレビ朝日21世紀新人シナリオ大賞ドラマ部門のお題「サスペンス」を想定した100文字ストーリーの発表が複数あり、盛り上がりました。 今さらではありますが、サスペンスの定義は、観客、視聴者を…

ファンタジーを描くときは、作品の背景に「リアルな現実」がなければならない

こんにちは。サロンの吉野です。 ファンタジー要素の強い映像作品が多い昨今です。 この現象はコンクール応募作品にも言えることではないでしょうか。 素人(コンクールに応募している人たちを指します)の人たちは、作品に何かインパクトを与えるために、あえ…

グランドホテル方式での舞台設定

こんにちは。サロンの吉野です。 昨日はゼミがありました。発表された100文字ストーリーの中で、グランドホテル方式の舞台設定で、尚且つジャンルとして、コメディを想定している作品がありました。 グランドホテル方式での舞台設定としては、文字通りホテル…

ソーシャルクライシス・クライムサスペンスが観られるかもしれない

こんにちは。サロンの吉野です。 一昨日のゼミでの発表について、続けてお話したいと思います。 まだ、テレ朝のお題が発表される前の6月20日、「今後、日本でも『ジョンQ~最後の決断~』のようなソーシャルクライシス・クライムサスペンスような映画が作ら…

テレ朝のお題、「25才」をどう考えれば良いのか?

こんにちは。サロンの吉野です。 昨日はゼミがありました。 ゼミの中で、今年のテレ朝コンクールもう一つのお題、「25才」を想定した100文字ストーリーの発表がありました。 当然、コンクールのネタに関することですので、詳しい内容はお話できませんが、着…

今後、日本でも『ジョンQ~最後の決断~』のようなソーシャルクライシス・クライムサスペンスのような映画が作られるのかもしれない?

こんにちは。サロンの吉野です。 お昼過ぎに、テレビ東京で毎日のように放送されている映画枠がありまして、先日、その一本を録画して、昨晩に観ました。 作品のタイトルは、『ジョンQ~最後の決断~』です。 2002年にアメリカで制作され、デンゼル・ワシン…

『Love Letter』は韓流ファンタジーラブロマンスの原点

こんにちは。サロンの吉野です。 今年1月にBSフジで放送され、録画してあった映画を、昨晩観ました。 1995年公開の『Love Letter』という作品です。 岩井俊二監督初の劇場用長編作品で、主演は中山美穂さんです。 久しぶりに観てみると、改めてよく出来た作…

ストーリージャンルの研究2 テレビドラマでのミステリー、サスペンスを考える

こんにちは。サロンの吉野です。 ストーリージャンルの研究の2回目になります。 今回は、日本のテレビドラマにおけるミステリー、サスペンスドラマについて、私なりの考えでお話していきたいと思います。 テレビドラマに限定させていただいた理由は、映画と…

エンターテイメント作品で友情を描くことの難しさ 

こんにちは。サロンの吉野です。 昨日はゼミがありました。 いよいよ締め切りが、一ヶ月とちょっとに迫ってきた創作テレビドラマ大賞のあらすじと本文の発表で、いつものようにゼミは盛り上がりました。 その発表の中でも一番盛り上がり議論になったのは、「…

ストーリージャンルの研究1 ファンタジーとSFを書く際の注意

こんにちは。サロンの吉野です。 今回から定期的にストーリーの特色について、それぞれジャンル別にお話していきたいと思います。 もちろん専門的なジャンルの特質については、その道を研究されている方々にお任せしますが、ここではコンクールの応募原稿に…

ラブストーリーのカセについて

こんにちは。サロンの吉野です。 以前の記事で、私はラブストーリーを観るのも書くのも苦手であることをお話しました。 そんな私がラブストーリーについて何か語るのはあまり適切ではないと思います。 しかしながら、ストーリーの中の1ジャンルであるという…

時代劇を書くときは、何故、今(現在に)これを書かなければならないのか?を考える

こんにちは。サロンの吉野です。 今に始まったことではありませんが、テレビの地上波では、めっきりと時代劇を放送する機会が減ってきました。 たまにやるのは、NHKと、思い出したようにやるフジテレビの『大奥』ぐらいでしょうか。 元々、時代劇を撮るのに…

ディベートドラマのお薦め

こんにちは。サロンの吉野です。 昨晩は、今週から始まりましたTBS の連ドラ、『私、定時に帰ります。』を観ました。 働き方改革が叫ばれている中、ドラマの中にジャーナリズムの要素があるものを好む私としては、一応チェックしておかなければならない素材…

嫌いなジャンルでも好きになる法則

こんにちは。サロンの吉野です 昨日、サロンのゼミがありましたので、今日はそのお話をさせていただきたいと思います。 その前に、昨日の記事で、Γ現代性のあるテーマとストーリーのジャンル」のお話をしてきたのですが、嫌いなジャンルのストーリーでも、引…

現代性、社会性のあるテーマとストーリーのジャンル

こんにちは。サロンの吉野です。 今日はサロンのゼミがありましたが、ゼミの内容に関しては、次回詳しくお話したいと思います。 今日のテーマは、映像作品を創る際に、有効と思われるΓ社会性のあるテーマとストーリーのジャンル」について、お話したいと思い…