シナリオコンクール対策の創作交流サークル「サロン」

シナリオコンクール対策の創作交流サークル「サロン」は、シナリオ公募コンクール受賞のためのノウハウを徹底的に追求していく唯一無二のサークルです。

シナリオ業界について

新型コロナ感染抑止ための舞台公演のあり方について

こんにちは。サロンの吉野です。 新型コロナウイルス感染防止のために、創作交流サークルサロンでは、3月初めからゼミナールを休講にしておりましたが、昨日19日(木)より、再開させていただくことにいたしました。 但し、いつもゼミを行っています会議室は使…

書きたいものが書けるのはコンクールに応募している間だけ。されど「取れるもの」を書かなければコンクールは取れない

こんにちは。サロンの吉野です。 昨日はゼミがありました。フジヤングシナリオ大賞の締め切りまで、あと一週間に迫った昨日は、シナリオ診断が二本あり、ゼミの内容もフジヤン対策の発表が中心になりました。 シナリオ診断でも、ゼミの発表の内容にしても、…

シナリオコンクール応募者への年齢制限「35歳」をどう考えるか

こんにちは。サロンの吉野です。 昨日はゼミがありました。 ゼミの中、またゼミ後のお茶の席でも、しばしば話題になるシナリオコンクール応募者への年齢制限「35歳」をどう考えていけば良いのかを、今回はお話したいと思います。言わずと知れたフジテレビヤ…

「成長変化しない主人公」パターンばかりが目につく日テレのドラマ

こんにちは。サロンの吉野です。 10月期クールのドラマが始まりました。 その中で、遊川和彦さん脚本、高畑充希さん主演の日テレ『同期のサクラ』の初回を観ました。遊川さん、高畑さんコンビのドラマは、『過保護のカホコ』に続いてになりますが、主人公の…

日本テレビ『24時間テレビ』のドラマ  「実話に基づいて……」は本当に視聴者の感動を呼んでいるのか?

こんにちは。サロンの吉野です。 今年も夏の風物詩のひとつといえる日本テレビ系列の『24時間テレビ』が放送されました。 42回目というのを聞いて、私の人生の大半は、この『24時間テレビ』とともにあったのだな、感慨無量な面がありました。 大いなるマンネ…

テレビ局、芸能界が作る古い体質に、シナリオライター志望者は惑わされないこと

こんにちは。サロンの吉野です。 最近、ジャニーズ事務所の退所したタレントへの不適切な扱いや、吉本興行のタレントとの不透明な契約形態など、芸能界を賑わせる話題で持ちきりです。 ■芸能事務所とテレビ局の関係 いわゆる「芸能界」という言葉は、エンタ…

ジャニーズ事務所とテレビドラマ

こんにちは。サロンの吉野です。 ジャニーズ事務所の社長、ジャニー喜多川さんが亡くなられました。 少年野球のコーチをされていたジャニーさんが、その少年たちと映画『ウエストサイド物語』を一緒に観たことが、エンターテイメント産業への進出を意識され…

2019年7月クール連ドラ鑑賞日記2 連ドラの大半が漫画を原作にしていることの功罪

こんにちは。サロンの吉野です。 7月クールの連ドラ、相変わらず漫画を原作にした作品が多いなあと思います。 先日記事にした『監察医 朝顔』もそうですし、火曜日に始まったTBS『heaven ご苦楽レストラン』、昨晩からの日テレ『偽装不倫』など、ほとんど………

2019年7月クール連ドラ鑑賞日記1 ストーリーの縦軸と横軸のバランスのあり方について

こんにちは。サロンの吉野です。 私は仕事柄、連ドラの第1話は極力観ているようにしています。 今週から7月期クールのドラマがスタートしました。 まずは日曜日のTBS『ノーサイド・ゲーム』から観る予定でしたが、うっかりとオンエア、録画ともに忘れてしま…

プロット募集や企画募集に過度な期待を寄せないようにする

こんにちは。サロンの吉野です。 本日はゼミがありますので、短めの記事にさせていただきます。 プロのシナリオライターになりたいと思っている方は、コンクール応募の他に、出来る限りチャンスを広げようと考え、様々なところからのプロット募集や企画募集…

そもそも制作者は良質なドラマを創ることがドラマ制作の主目的ではないのかもしれない

こんにちは。サロンの吉野です。 前回、テレビドラマに番宣は本当に必要なのか?というタイトルでお話をしてきました。 少なくともドラマをしっかりと観ていきたい私のような視聴者からすると、番宣は百害あって一利無しにしか見えない……ということも、前回…

ドラマに番宣は本当に必要なのか?

こんにちは。サロンの吉野です。 7月になり、連ドラも新しいクールに入ります。 そこで毎回行われるのが、新ドラマの番組宣伝、いわゆる「番宣」です。 今晩のTBSは、かつての人気バラエティー番組だった『東京フレンドパーク』の看板で、新ドラマの宣伝を行…

定時で帰れる選択肢があることの幸せ 多様化する視聴層に、テレビドラマは今後どこにターゲットを絞っていくのか 

こんにちは。サロンの吉野です。 昨晩、新潟の地震の影響で、最終回の放送が延期になっていたTBSのドラマ、『わたし、定時で帰ります。』を観ました。 初回を観たきり、その後はあまり観ていなかったのですが、視聴率的には、想定の基準をクリアしていたみた…

お見合い番組がイマイチ盛り上がらなくなってしまった一番の原因

こんにちは。サロンの吉野です。 一昨日、TBSで放送されていた『ナイナイのお見合い大作戦!』を観ました。 沖縄に駐屯地している自衛隊の隊員のもとへ、花嫁候補の女性がやって来るという設定でした。 このような企画の番組は、昔から結構好きで、必ずとい…

"映画"の定義とは? カンヌ国際映画祭とNetflixの対立に思うこと

こんにちは。サロンの吉野です。 どうやらカンヌ国際映画とNetflixが揉めているようです。 事の発端は、Netflixが作品の劇場公開を拒否したことが一因だそうです。 それを受ける形で、映画祭側がNetflixのコンペティション部門の参加を拒否したとのことです…

テレビドラマの魂

こんにちは。サロンの吉野です。 以前の記事で、元TBSのプロデューサーだった大山勝美さんとのお仕事での会話を載せましたが、その大山さんがプロデュースされた『想い出づくり』が、昨日からBS12で再放送されました。山田太一さん脚本作品です。 放送開始が…

不易流行のドラマ

こんにちは。サロンの吉野です。 今週から毎週月曜日にBS12で、山田太一さん脚本の『早春スケッチブック』が放送されました。 私が脚本家を目指したきっかけになったのは、数多い山田太一さんのドラマを観て、ストーリーの楽しさだけでなく、ジャーナリズム…

ショーケンという役者のいた時代のドラマ

こんにちは。サロンの吉野です。 今日は昨日、予告した内容を変更して、ショーケンこと、萩原健一さんの訃報のニュースからお話したいと思います。 私のように50代半ばの人間にとっては、ショーケンは、とにかくカッコいい大スターでした。 テンプターズ時代…